点滴治療を初めて2ヶ月近く経ち、特に劇的な改善がみられませんでした。
ブラッドパッチ治療にうつることになり、2日間かけて、
脳槽シンチグラフィーとCTの検査を受けることになりました。
ブラッドパッチ治療は検査で厚労省の基準値に満たさないと
保険適用では治療できないことになっているようです。
脳槽シンチグラフィーは、腰から針を刺して、RIを髄腔内に注入し、
経過する時間順にガンマカメラ(放射線量の高低を色で確認できるカメラ)で
全脊椎を撮影する事により、RIを介して髄液の流れをみる事ができます。
この作用を利用して、脊髄硬膜からRIが漏出しているかが、確認されます。
腰に麻酔を打って、RIを注入するときはすごく緊張しました。
そのあと寝たまま寝台車に乗って移動。
膀胱の検査もするのでトイレは禁止でした。
1時間後に最初の撮影をしました。
1時間後の撮影からはトイレもOKです。
歩行移動は禁止で、1回目の撮影後からは車いす移動でした。
1人で検査に行ったのですが、付き添いの人がいたほうがいいかと思います。
看護師さんにすごくお世話になりました。
そのあとまた寝たまま過ごし、3時間後の撮影をしました。
昼ご飯をはさみ、最後の撮影をしました。
1日目だけで3回撮影しました。
私の検査受けた病院はそこから帰宅で、24時間後の撮影のため、
次の日また病院へ行きました。
朝一番に4回目の撮影をしました。
そのあと最後にCT の撮影もしました。
脳槽シンチとCTの撮影の間に待ち時間が3時間くらいあり、疲れでぐったりでした。
入院して検査できる病院に行けそうならその方がよいかと思います。
脳脊髄液減少症の検査の仕方の詳しい内容が載っていますので、ご参考に。